ハーレーダビッドソンを乗りこなせるようになったら、自分好みのパーツを購入して改造することに取り組みたくなる人は多いことでしょう。日本では、法令で定められた範囲であれば、きちんと手続きをとることで改造したハーレーを公道上で走らせることができます。
ハーレーは排気量が250ccをはるかに超える大型バイクであるため、パーツを取り付けることによってサイズのみが変更となる場合は諸元記載変更の申請を、サイズだけに限らず、車両の性能にも影響を与えるような大掛かりな変更を行った場合は構造変更の申請を行なわなければなりません。いずれの手続きを行った場合でも、申請書類の審査のあとに、検査場にハーレーを持ち込んで車検を受けることになり、検査員から保安基準に適合しているとみなされなければ、登録が行なわれず、新しい車検証も交付されません。諸元記載変更のみだと簡単な手続きで終わりますが、構造変更をしなければならない場合は多くの申請書類を作成しなければならず、車検証の発行までたどり着くのにはそれなりに時間がかかるので、パーツを交換するタイミングはよく考えましょう。